豊洲市場は石原慎太郎の責任?歴代の中央卸売市場長?比留間英人?岡田至?中西充?

豊洲市場問題で石原慎太郎の責任は?比留間英人氏、岡田至氏、中西充氏、塚本直之氏の歴代 中央卸売市場長の誰にあるのでしょうか?豊洲市場の問題に関しては、石原慎太郎氏が提案した事を認めましたね。コスト面から比留間英人氏が否定。元中央卸売市場長の歴代任務者岡田至氏、中西充氏、塚本直之氏の誰にあるのでしょう?

今回、様々な証言や言い分が出ています。
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画像引用元:http://www.shijou.metro.tokyo.jp/qanda/redirect/qa02_01_pdf.html

基本構想から大幅にズレてしまったのは誰に責任があるのでしょうか?
一度、比留間英人氏が否定した地下空間は誰によってぶり返して実現してしまったのでしょうか?
岡田至氏や中西充氏の名前も出てきて、いよいよ責任問題の追求の段階に差し掛かってきました。

・・・豊洲市場問題のまとめです。新情報とオリンピックへの影響も・・・
【豊洲市場の問題をまとめ】新事実も続々と!ウラで談合と地下の最新情報! 

・・・岡田至氏の経歴や責任を問う声の根拠を固めてみたwww・・・
岡田至 元中央卸売市場長の経歴は?豊洲市場の盛り土で石原慎太郎氏の新事実! 

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豊洲市場の地下空間問題は誰にあるのか?石原慎太郎氏か?中央卸売市場長の歴代任務者か?

豊洲市場の地下空間に公表されてなかった地下空間があった問題で責任者探しがより一層強くなってきました。もし舛添氏がそのままだった場合は、この地下空間が公表されていなかったと見られています。となったら、東京に新たな地下空間の都市伝説が一つ増えたかもしれませんね。と云う余談は置いといて、誰に責任があるのでしょうかね。

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画像引用元:http://matome.naver.jp/odai/2147358666727566301

(これが東京都が公表していた状態で本来はこの通りだった・・・)

歴代の東京都 中央卸売市場長の責任ということになるのでしょうか?現在の中央卸売市場長である岸本良一氏が延期等について謝罪を行いました。築地市場協会側も激怒という報道もなされました。

それでは、この問題に関与している期間の歴代の中央卸売市場長等を見てみましょう。

  • 比留間英人(06年7月~09年7月)現職:東京メトロ代表取締役副会長/li>
  • 岡田至  (09年7月~11年7月)現職:東京歴史文化財団副理事長
  • 中西充  (11年7月~12年6月)現職:東京都副知事(都庁職員)
  • 塚本直之 (12年7月~14年7月)現職:東京動物園協会理事長
  • 岸本良一 (14年7月~)

その他にも、関係者となる人達は・・・
<<管理部長>>

  • 大野精次(07年6月~08年7月)現職:東京都人権啓発センター人権問題研修講師
  • 後藤明(08年7月~10年6月)東京都保険医療後者常務理事(6月末に退任)
  • 塩見清仁(10年7月~13年7月)現職:東京都オリ・パラ準備局長(都庁職員)
  • 坂巻政一郎(13年7月~15年3月)現職:東京しごと財団理事長
  • 野口一紀(15年4月~)前職: 中央卸売市場事業部長

<<事業部長>>

  • 荒井浩(05年3月~08年7月)現職:東松山市副市長
  • 大橋健治(08年7月~10年7月)築地市場協会専務(13年6月以降、未確認)
  • 横山宏(10年7月~13年7月)現職:東京都社会福祉協議会副会長
  • 野口一紀(13年7月~15年3月)現職:中央卸売市場管理部長
  • 白川敦 (15年4月~)前職: 教育庁教育政策担当部長

<<新市場整備部長>>

  • 宮良真 (10年11月~12年6月)現職:八重洲地下街株式会社常務取締役
  • 志村昌孝(12年7月~14年3月)現職:東京都環境局自然環境事業部(都職員)
  • 加藤仁 (14年4月~15年3月) 前職: 中央卸売市場新市場事業計画担当部長
  • 飯田一哉(15年4月)      前職:中央卸売市場新市場事業推進担当部長

(以上、敬称略。参考元・出典元:http://livedoor.blogimg.jp/v168/imgs/6/8/689dff85.jpg 、 http://www.soumu.metro.tokyo.jp/)
となっています。
組織図です。
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キャプチャ元・引用元:http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gyosei/pdf/gyosei/01/kikou/kikou.pdf

石原慎太郎元東京都知事の言い分

「ひとつはね、あの比留間さんが言ったね、あの~あの下にコンクリート箱物をつくってというのは、彼からあがってきた 私は逆にある専門委員から聞いてこんな話があると言いました。それでねぇ、その後のねぇ、え~と、副知事を含めたね特別秘書と幹部と週一回やっている昼めしの時にですね、え~専門家から、こういう話があったので、これは考えたほうがいいんじゃないかと言いました。 ~それでですね、そのあとですね、何の報告もないままに、あそこにああいうコンクリートの箱をつくる計画が進んで行った。それについて、一切の報告は受けてません。」と述べました。

具体的に石原氏も話し出しましたね。最初は騙されたと言っていましたが落ち着いたのでしょうか?
次は時系列です。

これらの経緯は?

2007年の第1回専門家会議で地下利用案が提案されます。が却下されます。

2008年5月19日土壌汚染対策を検討する専門家会議
土を入れ替えて「盛土」にする方針を打ち出す

しかし、そのわずか11日後の定例記者会見で石原慎太郎元知事が、
「あの跡地に土を全部さらった後、地下2階ぐらいですかね、その構造を詳しくは専門性は分かりませんけれども、3m2m1mかそういう段階の要するに箱ですね、コンクリートの」と話をしていました。

専門家会議は当時から、箱物については安全面から議論されませんでした。

当時座長を努めていた、平田健正氏は
「基本的に盛り土そのもの、最初は東京都の提案として出てきて、地下の空間を利用することは全く議論しておりませんので、私は記憶にないですね」
と述べています。
7月の第9回専門家会議で「盛土が必要」と提言し、解散しました。

直後の8月に第1回技術会議が開催

2008年11月5日に専門家会議とは別の具体的な工法を検討する有識者会議である【第6回技術会議】でそこで突然、地下の話が出てきます。第6回から9回まで地下空間の利用の話が出てきたそうです。

「なんとか、空間利用として、活用出来ないかということで、建物が入るところの地下空間として、利用出来るような案を提案させて頂いております。」と、東京都から「地下空間案」が出されました。

これに対し、技術会議は難色を示したそうです。

当時の中央卸売市場長である比留間英人氏は、知事に報告したといいます。
「2009年の1月か2月か、『こういう方向でまとまりそうです。お金はこのくらいかかります』というのを石原元都知事に上げた際に、知事からお話のあった(地下空間)の話については『採用できません』という話は私がブリーフィングしました。」
と述べました。

費用に関しては、当時1000億円を超えるとの指摘もあり、費用の圧縮は課題でした。
しかし、知事から出た「地下空間案」は技術会議で【コスト削減にならない】という結論でした。

なのに、2011年6月別の形で地下空間を設ける基本設計が出され、議論も承認もされていないはずなのに、そのまま工事が始まりました。

技術会議の出席者である長谷川猛氏は、
盛土をしないと云う話は知らなかった。仮にそれを具体化するのであれば図面等が出て来る。この話が出てきた時は、そういう話があるのか程度の認識だった。」と述べています。
2014年2月の第18回技術会議をもって解散しています。

誰が地下空間を決めたのか・・・?謎です。

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専門家会議は現在の状況をどう見ているのか?

小池都知事の呼びかけで8年ぶりに招集された専門家会議の平田座長は、建物の下が空洞になっていたことについて、率直に語りました。
「あっ、ないんだ。次の瞬間思ったことは、これは再び専門家会議かな?」と発覚時の気持ちを述べました。

盛土については、
「全域に4.5mの盛土になるというのが大前提ですので、低減の内容以外の事をするなら、一番当事者の築地の方に最初に情報を開示するべき」

そして、現状盛土することについては、
「今、そこに盛土をするのは物理的に難しい」
今回の招集と会議については
「東京都がやっているわではない。専門家会議は独自でやっていると考えて頂いて結構です。」とも述べましたので、独自の視点からの意見もでてきそうですね。

東京都のチェックについては、
「4.5mの盛土が前提で議論が進んでいたはず、改めて現状の安全性を検証していく」とも語りました。

これについて、思うこと

地下空間の利用は否定されたのに、石原都知事が何故再度、地下空間の利用を定例会見で言い出したのか?ということに関しては、当時、安全面から築地を中心に反対の声が多数上がっていました。それを抑える為にコストパフォーマンスを説得材料にし、模索していた結果、専門家からアドバイスを受けて提案したというのが真相なようですね。石原さんはコスパを気にしたということでしょうね。

そして、何度も否定されてきた地下空間に、東京都は何故拘ったのかということですが、実はこの前から、市場の人達が使うターレの置き場所を地下にどうかと提言しているそうです。しかし、それも却下、そして、今度は地下コンクリート空間の提案もコスパ面から却下され、その後は駐車場利用も提案しましたが、立ち消えになりました。これらから見えることは、地下に空間が必要な理由が他にあったのではないか?ということです。

これは土の値段も関係しているようで、綺麗な土が高額であるということが上げられるようです。これは前述のコスパ面に反する事なので、出来るだけ綺麗な土の利用を抑えたかったのではないかと見て取れます。

土を入れなかった場合は五十数億円浮かすことが出来るとの試算も有ったようです。

ですので、コストの面、時間の面、労力の面と様々な面が懸念されたのではと想像出来ます。

今まで公開されなかった理由は?

専門家会議はオープンな場でしたが、技術会議は途中まで非公開で行われていました。そのことと、ブラックボックスと言われる東京都の体質が合わせもって、外から見えづらい状況で、独立会計と言うことで、都庁の内部からも見えづらいというのが要因な様です。しかも、建物の下の空洞であることから、バレなければいいだろうという考えとともに、議会やマスコミのチェックの甘さもあるのではないかと見られます。

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で、誰の責任なの?

これは現在、調査中なので、比留間英人氏以外の元中央卸売市場長はコメントしていません。ですので、小池百合子知事宛に責任追及の声もあることでしょうから、これはいづれ判明するでしょう。
時期的には、岡田至氏、中西充氏が中央卸売市場長の時の問題の様な気もしますが、今、現在は何とも言えませんね。

技術会議の視点から見た、地下水の強アルカリ性の原因は?

技術会議の委員であり、東京都環境公社の非常勤理事である長谷川猛氏によると、
1つ目は地下水が上がってきて、打ったばかりのコンクリートと接触して、Phが上がったということです。都内のビル建設でもあることで、作ってから2~3年はあることで、普通なら中和して下水道に流している。
2つ目は土壌改良を改良したときに使う土壌改良材に含まれる石灰を使った場合はその影響でるということ。
を上げました。

都の職員の証言で地下空間の利用法が判明

地下空間には重機の搬入ハッチがあることが判明しましたね。作られた経緯が判明しました。これは2008年頃に土壌汚染対策法が検討され始めた頃に、モニタリング空間が必要という認識になってきます。改正された場合は豊洲市場も対象となるからです。現在の構想だと建築後に対応を強いられることになることから、モニタリング空間が必要ということの様ですね。

そして、2010年に施行されるわけです。この時の東京都側は地下に空間を設けるとうよりも、岡田至元中央卸売市場の見解通り【高床式】だったようです。これは共通認識としてこの時は有ったわけですね。これで、地下空間の重機搬入ハッチが何の為かという都の説明と符号する事になりますね。

2011年3月に基本設計の受注者(日建設計)と契約を締結します。つまりは高床式で行く設計会社側と確認できた訳です。そして・・・

地下空間に変更された理由を妄想

この当時、2011年3月の【東日本大震災】がありました。基本は高床式で進めていた所に、色々と考える切っ掛けとなった震災が起こります。当時を振り返ると、自粛ムードでした。耐震問題で老朽化施設に対する調査もしなければならない所でした。そして、東京都的には一大イベントである東京都知事選がありました。石原慎太郎氏が出る出ないで、松沢氏の出馬が取り止めとなった選挙です。

もしかしたら、【高床式】は耐震に不安を抱えるという問題もあったのでは?と思ってみたり、震災の影響で老朽化が叫ばれる築地市場もテンヤワンヤだったでしょう。当時の市場長も変更の相談や変更の報告を受けたとしても、まだ先の事だとして、右から左だったかもしれません。だから知らないと答えたのかもしれませんね。

そんな状況下で都知事に再選した石原元都知事まで報告が伝わるとも思えず、契約の締結印に関しても、あの印鑑は各部署にあって代わりに押している可能性もあると、テレビのコメンテイターは言っていました。震災対応で忙しい所に数百ページの豊洲
市場建設予定案を出されても読まずに押してしまったということは考えられます。

だとしても、印鑑を押している責任は逃れられないと思うのですが、民間の間隔で言えば。それは岡田元中央卸売市場長に関しても言えることです。

妄想に同情はありませんけどね。

環境アセスメント問題も浮上

環境アセスメントとは環境影響評価とも言い、大規模開発事業等による環境への影響を予めに調査し、予測、評価を行いまとめたものを環境局に提出しなければ行けないものです。格好を付けて「環境アセス」と気取る場合があります。「環境アセス」と言ってる人を見つけたら、意識高い系だと思っていいでしょう。

豊洲市場に関して出された環境アセスメントは盛り土がされる前提で出されたものでした。これが出されたのは2011年8月です。日建建設から都に提出された、地下空間アリの基本設計は2011年6月です。つまり、環境局に出された環境アセスメントは嘘の書類ということになります。

そこで、、工事計画を変更した場合は環境アセスメントは其の都度、変更が必要になります。そして、やり直すのであれば1年~1年3ヶ月の期間が必要と言われています。全ての計画が延期されてしまいますね。

小池百合子東京都知事はこの辺も追求していくみたいです。まずは都庁からそして、都議会へとメスを入れていくでしょう。噂されている小池新党が現実味を帯びて行くに従って、都議会叩きは強まっていくでしょう。

当時を振り返ってみると見えて来るものがあるかもしれませんね。

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・・・岡田至氏の経歴や責任を問う声の根拠を固めてみたwww・・・
岡田至 元中央卸売市場長の経歴は?豊洲市場の盛り土で石原慎太郎氏の新事実! 

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まとめ

コストを抑える事で、移転反対はの気持ちを変えたかった石原元都知事を含めた東京都側と、流行語大賞になるであろうブラックボックスと云う体質が今回の引き金と見ていいと思います。小池都知事はこれだけ注目されているのですから、責任者と原因を追求・公開しないといけません。あるコメンテイターは責任者を詐欺罪で刑事告訴するべきとも述べています。今後の成り行きが注目されます。

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  1. 森田 徹郎 より:

    毎日ご苦労様です。
    豊洲市場の東京都庁役人(過去の知事を含め)の無責任な不作為の結果である。小池知事は、組織の縦横問題であると言っていた。日本の組織での縦横問題は、東京大学の元教授であった中根千枝さんが書かれた「タテ社会の人間関係:単一社会の理論」という著書を初めとして「縦社会、横社会」のことについて書かれています。私は40年以上前に企業内教育で学んで記憶しているのですが、本当に良い本だと思っています。
    ご参考まで。

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